小学校受験を振り返る

小学校受験への挑戦を振り返るブログです

小学校入試を決める前に考えた幼稚園をどうするかという問題

子供が生まれて1-2歳になった頃、幼稚園をどうするか考え始めました。妻は勤めていなかったので保育園でなく幼稚園を探すことになったのですが、当時住んでいた地域には徒歩圏内に幼稚園は1つか2つのみで、その他は幼稚園バスで通うしかない自転車でも遠い場所にしかありませんでした。

そのため家から歩いて行ける幼稚園に通わせたかったのですが、入園希望者が定員よりだいぶ多く入園倍率がだいぶ高いらしいということがわかりました。普通の、地域の幼稚園だけれども倍率が高く、入園基準は抽選でも先着でもなく何かしらの判断によって決められる様子でした。希望しても入れる確率が低く、入れない場合は遠くの幼稚園に通うしかない、入れるために何らかの努力をするとしても基準は明確でないということです。普通の地域の幼稚園への入園に対して報われるかわからない努力をするのは徒労感を覚えると感じました。

そこで夫婦で引っ越しを考えることにしました。妻の調べによると区立の幼稚園への入園希望者が定員より少なく、希望すれば普通には入れる区もあることがわかりました。私も考えてみて、地域の普通の幼稚園でも倍率が高いことを考慮すると、幼稚園のために引っ越すのであれば希望の幼稚園がある地域を選ぶのが良いのではないかと考えました。

ただしこの時はまだ、自分の子供を私立小学校に通わせるということは全然考えていなかったので、小学校がある私立の幼稚園を目指そうという発想は全然出てきませんでした。経済的に現実的と感じていた国立の小学校に入れる国立の幼稚園に出願できる地域が良いのでないかと考えて、夫婦でそのような地域への引っ越しを検討しました。

 

国立の幼稚園と、そこに出願できる引っ越す地域を検討するに当たっては、日本学習図書株式会社の『2019年度版 国立・私立幼稚園 入園のてびき』を活用しました。

www.nichigaku.jp

国立の幼稚園と言っても自分はその時はまだ、それがいくつあって、それぞれどこにあるのかよくわかっていませんでした。なので、この本のように網羅的に一覧になっている本が大変助けになりました。一覧になっている上で、それぞれの幼稚園に応募できる住所の範囲や考査の情報もまとめられているのでとても便利でした。

ここで理解した情報を基本にそれぞれの幼稚園のホームページ等を確認して、幼稚園入園前の夏に引っ越しをしました。

国立の幼稚園に関しては、3年保育の幼稚園は抽選でご縁なし、2年保育の幼稚園は行動観察を通過できましたがその後の抽選でご縁なしという結果でしたが、家から歩いて行ける区立の幼稚園には当初の目的通り問題なく入園することができました。
結果として家から歩いて行ける幼稚園で、子供も毎日楽しく、自分自身も保護者会の会長までやって幼稚園生活を満喫している次第です。同じ園から私立小学校に進学するお友達もいたりして、受験準備期間も試験終了後も良い関係で一緒にがんばれたのも良い環境だったと思います。

自分たちで方針を持って行動していれば、目指したい方向に向かって進んで行けるものなのかなと感じました。