小学校受験を振り返る

小学校受験への挑戦を振り返るブログです

『ひとりでとっくん100シリーズ』感想その3

図形関連

志望校の出題分野を念頭に我が家では、お話の記憶と並んで図形を最重要分野と考えて取り組みました。『ひとりでとっくん100シリーズ』では図形関連は11冊もやっていました。図形は特にやればやるほど力がつく気がするのと、考えてわかって解けた時に気持ち良く感じることもできて、勉強する楽しさも知ることができるかもしれないと思いました。

図形構成

「上にある形を作るには、下にある選択肢のうちどの形とどの形を組み合わせればよいですか」というような問題。

『図形分割』とセットで取り組みました。

図形分割1 / 2 / 3

「描いてある形を2つに分けてください」から始まり「上にある複数の形に分けるには下の形をどのように分ければ良いか線を引きましょう」というような問題を繰り返す問題集。

『図形構成』とセットで取り組みました。

点図形1

格子状の点に何本か線が引いてあるお手本と同じように、下の格子状の点に線を描き入れる問題。始めは3×3の格子から始まり後半は点が増え、線も複雑になる。丁寧で正確な運筆の練習と、図形を正確に見る練習。

重ね図形

いくつかの図形が重なっている絵がありその中にある図形のみを下の選択肢から選ぶような問題、それぞれ異なる線が引いてある2枚の透明な四角形を重ねるとどのようになるかというような問題、図形が描いてある透明な四角形を半分に折りたたむとどのようになるかという線対称の様子を含む問題など。

重ね点図形

上記2つの『点図形』と『重ね図形』を組み合わせた分野。2枚の点図形を重ねるとどうなるか線を引きましょうという問題。

線対称

折り紙を半分や4分の1に折った状態で一部を切り抜いてから折り紙を開くとどのような形になるかというような問題を始めとして、線対称についての様々なバリエーションの問題。折り紙の問題については、紙の中心がどこか、4つある角がどこかを良く見てから始めるということを繰り返し教えましたが、覚えたと思っても子供はまた忘れてしまうことが大人の自分はやってみて始めてわかった発見でした。

回転図形

描いてある図形を時計回りや反時計回りに90度ずつ回す時、どちらに何回回すとどうなるか、というような問題。この問題集は、図形の見た目は様々な一方、内容としてはほぼ同様のものを繰り返すものなので、一度見につくとあまり間違えなくなるように感じました。

絵と模様の構成

見本の絵をタイル状に分割した時のものを、違うものも混ざっている選択肢の中から選ぶ問題など。2分割から始まってだんだん分ける数が多くなっていきます。また、いわゆる欠所補完と呼ばれる、足りない所に入るのはどのような絵か選んだり描いたりする問題もありました。家とか動物とかの絵なので図形構成/図形分割より子供にとってわかりやすそうに見えるのですが、娘は図形よりもこちらの方が得意でなさそうなのが意外でした。それもあって練習しました。

同図形発見

見本の図形や絵と同じものを選択肢から選ぶ問題。図形を正確に認識する練習で、図形関連の力の基礎になるものと捉えて取り組みました。