小学校受験を振り返る

小学校受験への挑戦を振り返るブログです

『ひとりでとっくん100シリーズ』感想その2

お話の内容理解1 / お話の内容理解2

お話の記憶が、我が家の志望校にとっての最重要分野と考えていたため、その練習のために購入。ある時期から、なるべく毎日やるようにしてみました。訓練としての効果はあったかと思う一方、子供本人がお話の記憶の問題をだんだん嫌がるようになり、「2」は最後までやり終えずに終了しました。お話の記憶を嫌いにさせてしまったかもしれないとも思いましたが、やらない訳にはいかなかったし難しいと感じたところでした。

問題集としては短くて簡単な問題から始まって、基本的な形式のお話と問いを繰り返しできるようになっていて、良い教材でした。

方眼上の位置と移動

上から何番目/下から何番目、右から何番目/左から何番目という言い方に慣れて、速く、間違えないようにできるようにしたかったのと、すごろくのように進むゲームのようなタイプの問題の練習になるようにと思って購入。良い練習になりました。

数の構成

「合わせて5になる組み合わせは1と4、2と3」のような数の組み合わせの感覚を身につけるために購入。志望校の出題分野として「数」は頻出分野ではありませんでしたが、総合力にとっての基礎的な部分と考えてやりました。数の構成/組み合わせが見についていれば、数の増減や分配を行う際にも、都度数えたり計算したりせずにパッと直感的にわかるようになって良いのでないかと思います。

こうして書いてみると、入学試験のためだけでなくて、その後の実生活にも役に立つ勉強をやっていくのは意味があることだなぁとも思いました。

数の増減

「5つ持っていたりんごのうち、2つを友達にあげたら残っているのはいくつですか」というような問題の練習のために購入。上述の通り、数は志望校の頻出分野ではなかったものの、お話の記憶の問題の中でもこのような形で数を問われることが1つはあるようだったのと、総合力の中の基礎として大切だと考えてやりました。

一対多対応

「自転車が2台あります、車輪の数はいくつですか」というような問題の練習のために購入。これも同じく、総合力の中の基礎と考えてやりました。

私自身はこのブログを書いている受験が終わった12月のたった今、今さら気づきましたが、これは掛け算の問題ですね。工学系の自分としては、数式を用いずに数の感覚を身につけておくというのは将来に亘って役に立ちそうだと思いました。