小学校受験を振り返る

小学校受験への挑戦を振り返るブログです

受験校の選択と試験スケジュール(その2)

前回の記事で、受験校を選んだ考え方について書きました。

ctesee2023.hatenablog.com

考え方、決め方の流れはこの通りなのですが、実際の試験日程はパズルのようにうまく組み合わせられるかが難しいところでした。
学校によって、

  • 試験が1日で完結する学校、2日間にわたる学校
  • 試験日を候補日の中から志願者の方が選べる学校
  • 試験日が固定の学校、いくつかの候補日の中から出願後の10月下旬に決定される学校
  • 出願後に決定される場合、およそ出願順で試験日が決まる模様の学校とそうでない学校

があります。

架空の学校と日程ですが、下図のようなイメージで紙に書いたりスプレッドシートを使ったりして組み合わせ方を試してみて考えました。

架空の試験日程のイメージ図

受験校が増えれば増えるほど組み合わせのパターンも増えますので、パズルが複雑になります。
このイメージ図の例では3校で、そのうちブラボー小学校は希望の試験日を選べる学校ですので、組み合わせ方としては比較的シンプルになります。残りの2校も出願順で試験日が決まるとされているので、およそ希望通りの試験日を狙いやすい形となります。

もっと多くの学校を受験したり、同日の午前と午後で別の学校の試験を受ける方もいらっしゃると聞いています。その場合はより複雑な組み合わせを検討されたり、試験日時が重なってしまった場合にはどちらを優先するか予め決めておいたりすることが必要になるかと思います。
特に今年の2022年11月に実施された試験では、一部の学校において予想と異なる試験日時になった方が多いというようなお話も伺いました。必ずしも例年通り、予想通りになるとは限らないことに注意が必要です。

我が家では、娘の場合は多くの学校に出願しても合格確率が高くならなそうだと考え受験校は3校に絞り、試験は1日に1校でそれぞれ集中できるようにという方針にしました。

また、9月くらいになってからわかったこととして、合格した場合には他の学校の試験もある日に窓口へ入学手続きをしに行く必要があったり、私立の試験期間中に国立小学校の窓口へ願書を持参しなければならない日があったりするということがありました。試験そのもの以外の手続きも同時期にあるということは、前もってわかっていなかったので気づいた時に少し焦りました。
我が家では、自分の両親(受験者の祖父母)に手続きに行ってもらうかもしれないとお願いをしておきました。ただしそうする場合、手続きに必要な書類の原本を前日夜に手渡ししに行く必要があったためできれば避けたいなと思っていました。結果的に、試験が午前に決まったから午後に手続きに行ったり、試験を1つ受けないことにしたから1日空いてその日に手続きに行けたりという形で解決しました。

試験日時は10月下旬になってから決定されることが多い、そしてそれは必ずしも希望や予想通りとは限らない、試験期間中に試験以外の手続きもありうる、という辺りが実際に出願することになってから実感した注意点でした。